ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「ミメット姉さん、コレットちゃん、おはようございます」
「おはよう」
ふたりが青弓亭の扉を開けて、元気に挨拶しながら店に入った。だが、今朝はなぜか元気なあいさつが返ってこなかったので、狼と子猫は顔を見合わせた。
「どうしたんだろう? 朝ごはんの材料はいつものように届いていますね」
新鮮な野菜が、店のカウンターに置かれていた。
だが、店主であるミメットがいない。
その時、奥から声が聞こえた。
「ミメットさん、大丈夫だからゆっくり寝ていてくださいなのですぅ、そんなにふらふらなのに刃物を持たせるわけにはいかないのですぅ」
「そんなわけにはいかないよ。ああ、なんて体たらくだ、このあたしとしたことが不覚をとったよ……」
いつもよりもずっと弱い口調でそんなことを言いながら、奥からミメットが出てきた。その脇で、小柄なコレットが「駄目ですぅ、こんな時くらい、おとなしく寝ていてくださいですぅ」とキジトラ猫の娘を押し戻そうとして、力負けしている。
「おはよう」
ふたりが青弓亭の扉を開けて、元気に挨拶しながら店に入った。だが、今朝はなぜか元気なあいさつが返ってこなかったので、狼と子猫は顔を見合わせた。
「どうしたんだろう? 朝ごはんの材料はいつものように届いていますね」
新鮮な野菜が、店のカウンターに置かれていた。
だが、店主であるミメットがいない。
その時、奥から声が聞こえた。
「ミメットさん、大丈夫だからゆっくり寝ていてくださいなのですぅ、そんなにふらふらなのに刃物を持たせるわけにはいかないのですぅ」
「そんなわけにはいかないよ。ああ、なんて体たらくだ、このあたしとしたことが不覚をとったよ……」
いつもよりもずっと弱い口調でそんなことを言いながら、奥からミメットが出てきた。その脇で、小柄なコレットが「駄目ですぅ、こんな時くらい、おとなしく寝ていてくださいですぅ」とキジトラ猫の娘を押し戻そうとして、力負けしている。