ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「ルディ隊長が強いのはわかるけど、向こうでどんなことが起きているかわからないわよ。もっと強い魔物がいるに決まっているし、そこへふたりきりで突っ込むなんて無謀よ、大怪我をするわ」

「ガブリエラ、彼らは大丈夫だよ」

 鹿のピーターが、ガブリエラという冒険者に言った。もちろん、素早くフロストウルフに剣を振るって魔石に変えながらだ。

「そちらの白猫のお嬢さんは、ケット・シーのフェアリナ様。つまり、この国にいらした守護妖精様なんだ!」

「守護、妖精? 妖精獣?」

「その通りだよ」

 なぜか得意げに言うピーターのむふんとした顔と、せっせと魔物を倒しながら「ゴツゴツたちを、消滅、消滅ぅ」と呟く謎の肉叩き使いを見比べて、ガブリエラは「ええええっ、その腕前はただ者じゃないと思ったけれど、白猫さんは妖精獣だったの? しかも、守護妖精様ぁ?」と素っ頓狂な声を出した。
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