ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
『それじゃあ、フーっちとわたしの妖精の力を送るよ』

「ありがとうございます。お忙しいところをお手伝いくださって、申し訳……」

 すると、ユーディリシェイラミアムスは笑いながら言った。

『エリナったら、なにを言ってるんだい? それを言うならわたしなんてついこの前、ゼットランド国のダンジョンを鎮める件を丸投げしちゃったじゃない。お忙しいエリナとルディに任せちゃったよね、わたしも謝らなくちゃ駄目かな』

「えっ、そんな、全然いいんですよ!」

 慌てるフェアリナに、ユーディリシェイラミアムスはさらに笑って『冗談だよ、わたしは君たちに感謝はするけど謝らないよ、ありがとう』と言った。

『守護妖精に大切なのは、助け合いの心だからね。いつでも頼ってくれていいし、頼ってくれることを嬉しく思うんだ』

「ユー様……」

 フェアリナは『ユー様もフーラアヌ様も、なんて優しくて心の温かな先輩なんだろう』と涙ぐみそうになった。

「ユー様、そしてフーラアヌ様」

『なんだい、フェアリナ』

「大好きです! 大大大、だーい好き!」

『フェアリナ……』

 ブローチを通して、フェアリナの熱く甘く温かく、とびきりのスイーツが盛り合わせにされたような素敵な気持ちが伝わってきたので、ユーディリシェイラミアムスと遠く離れた海底にいるフーラアヌはとても幸せな気持ちになった。そして『子猫ちゃん、わたしたちも大大大だーい好きだよ!』と愛情のお返しが届いて、今度こそフェアリナは涙を流してしまったのであった。
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