ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
 と、そこへ宰相のガーダントがやって来たので、ルディは魔物の森がダンジョンであったこと、妖精にしか入ることができない第三ゲートを発見したこと、制御していた要石の中に込められた力が弱ったせいで、強力すぎる魔物が生まれて王都の気温を急激に低下させていたことを報告した。

「ううむ、そのようなことが起きていたとは」

 宰相は腕を組んで難しい表情をした。もしも対処できずにいたら、スカイヴェン国が極寒の地になっていたかもしれないのだ。
 ルディもうなり声をあげた。

「この件については、さらなる調査が必要だと考えられる。連絡が取れたら、クー・シー殿やフォーチュナ殿からも情報を得たい。それにしても、エリナがこの国に来ていなかったらどうなったことかとゾッとするな。ダンジョンの要石を作ったのが何者かわからないし……。まあ、ユーディリシェイラミアムス殿とフーラアヌ殿がこの国を見守ってくれているから、大災害になる前にどうにかしてくれたと思うが」

 守護妖精は、自分の国はもちろん、他の国の人々も守ろうとしてくれる心優しい存在なのである。
 セガルス国王は「守護妖精たちには感謝しかない」と言った。

「魔物の森の要石も、他国の守護妖精が作ってくれたのかもしれぬな」

「うむ、そのおかげで今まで魔物の森は安定していたのだ、ありがたい話だ。この近くの守護妖精といえばマーレン国とフィフィール国だが……念のため、ユーディリシェイラミアムス殿とフーラアヌ殿に確認しておこう」

 もしもふたりが魔物の森に関わっていたのなら、あらかじめ教えてくれたはずだ。なにも言わなかったということは、他の守護妖精の存在が推測される。
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