ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
 エリナとルディは青弓亭のテーブルを借りて、妖精会議なるものを始めた。

「まずは……先ほど王宮に赴いて、父上……セガルス国王陛下と宰相と話してきたのだ。それで、調査を頼んできたのだが……うん?」

 狼は鼻にしわを寄せて「まてよ。俺はなんの調査を頼んだのだ?」と考え込む。

「ルディさん、魔物の森の異変に関して、ですよね」

「そう、だな。魔物の森の管理は、我々守護妖精がしっかりと行うことを約束した。二度とこのような事態が起きないようにな」

「はい、魔物がいて魔石が取れるのだから、どう考えてもダンジョンでしたよね。あれ? どうして今まで気がつかなかったんでしょうね?」

「そう言われると、奇妙ではあるな。ダンジョンなのだから、要石への力の注入を怠ってはならない……」

「ダンジョン……にゃっ!」

 エリナは椅子の上で飛び上がりそうになった。

「誰が要石を作ったのか、調べるにゃんよ! うっかり忘れていたにゃん」

「おお、そう言われてみるとそうだな。俺も忘れていた……調査を頼んだのは、要石を作った守護妖精が……」

 ルディは頭を振ると「なぜか考えがまとまらないぞ。おかしいな」と呟いた。
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