【中編】激甘すぎる婚前同居。 〜訳アリ令嬢は染織家の盲愛に気づかない〜
寝ぼけているとはいえ、寝ている穂貴さんに迷惑かけると思って声が漏れるのを我慢することにした。でも、彼の手が頂に触れて、昨夜の名残りだろうか快感が思い出される。それで「あっ」と声が出てしまった。
それをきっかけに、リミッターが外れてしまったのか甘い声が繰り返し出てしまう。早く起きてと思うのに、このまま快感に浸っていたい気持ちもあることになんだか恥ずかしくなってくる。
体が熱くなり、欲求が芽生える。穂貴さんの手つきが優しくて、愛おしいのに、朝からこんななんて……葛藤が胸を締めつける。穂貴さんの指が優しく頂を刺激し、甘い電流が体を走る。
「んっ……穂貴さん……」
声が漏れ、胸がきゅんとする。
「……かわいーね」
「ほ、穂貴さんっ! お、起きていらっしゃったんですか?」
「うん、ごめん起きてた。起きようと思ってたんだけどねー美宙ちゃんが可愛すぎて」
「……!? そ、そういうのはやめてくださいっ」