【中編】激甘すぎる婚前同居。 〜訳アリ令嬢は染織家の盲愛に気づかない〜
穂貴さんを押して離れようとしたけど、お互い裸で素肌に触って押すなんてできるはずもなく……あれよ、あれよと抱きしめられてキスをされた。唇が重なり、昨夜の余韻が蘇る。恥ずかしいのに、拒めない。穂貴さんの手が体を撫で、快感が再び訪れる。
そして、穂貴さんの「起きる前にもう一回しよっか」の声によって私は抱き潰され起き上がれないくらいまでされてしまったのは言うまでもない。
穂貴さんの唇が胸に降り、優しく吸う。体がびくっと反応し、甘い声が溢れる。穂貴さんの手が下へ滑り、敏感な部分を優しく触れる。
「あっ……そこっ……」
快感が強くなり、足が絡む。穂貴さんが再び中に入り、ゆっくり動く。昨夜より慣れて、喜びが大きい。体が溶け合い、穂貴さんの名前を繰り返し呼ぶ。
穂貴さんが「美宙ちゃん、愛してる」と耳元で囁き、心がきゅんとして、涙が溢れた。体が震え、頂点に達する。
終わった後、穂貴さんの胸に顔を埋め、幸せと葛藤の狭間でため息をつく。
この関係が、本物であってほしいと、心から祈った。