【中編】激甘すぎる婚前同居。 〜訳アリ令嬢は染織家の盲愛に気づかない〜
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その日の午後、アトリエで作業をしながらも、心は事故のことでいっぱいだった。穂貴さんが私の横で織り機を動かしている姿を見ると、胸が高鳴ってしまう。
穂貴さんの手が糸を優しく扱う様子、穂貴さんの横顔が集中して美しい様子――すべてが愛おしくて、胸が熱くなる。私が見ていたのに気づいたのか、穂貴さんが手を止めて私を抱き寄せる。穂貴さんの腕が温かくて、心が溶けそう。
「美宙ちゃん、俺でよければ、いつでも話聞くからね。俺は全部受け止めるから」
「穂貴さん……」
穂貴さんの胸に寄りかかると、温かくて、心が溶けそう。涙がまた溢れる。穂貴さんが優しくキスをして、髪を撫でた。
彼の唇が私の首筋に降り、甘いキスを繰り返す。体が熱くなり、作業なんて忘れてしまう。穂貴さんの手が優しく胸に触れ、快感が広がる。
「あっ……穂貴さんっ」
声が漏れて、恥ずかしいのに、拒めない。
「ベッド行こ」
穂貴さんが私をベッドまで運び優しく押し倒し、体を重ねた。体が溶け合い、喜びが溢れる。
優しく愛撫され、彼の先端が触れただけで体が震え、彼を強く締めつける。息苦しいほどの圧迫感と、電流のような快感が背筋を走った。
満ち足りた感覚が全身を駆け巡り、二人は同時に息を漏らす。
「美宙ちゃん、愛してる」
そう穂貴さんは耳元で囁き、涙が混じった甘い声が溢れ出す。この人が、私のすべてを受け止めてくれる。
私は、穂貴さんにしがみつきながら喜びの頂点に達した。