遅ればせラブアフェア
チュッ、チュと、先ほど唇にしたことを首筋、鎖骨に繰り返す海里。
甘美な刺激にピクピクと体を揺らす私は、正に精一杯で、いつの間にかブラウスのボタンが上から順に外されていることに気が付かなかった。
「へぇ、意外。着痩せするタイプだった」
「……あっ、」
胸の間にキスを落とされた瞬間、くすぐったさに身を捩る。
視線を下せば、涼しげな瞳でこちらを見上げる海里が私の肌を食んでいて……。
彼から放たれる今までにない色香。バスローブの襟元から覗く彼の胸筋も合わさって……流石の流石に刺激が強すぎる。
「か、海里、待って……は、恥ずかしい!」
「へぇ、そういうのがこういう行為の醍醐味なんじゃねーの?」
「……んっ、」
再び塞がれた唇。当たり前のように入ってくる舌を反射的に受け入れてしまう自分はもうすでに、数分前の私ではない。
絡む舌が熱い。頭がぼうっとして、柔らかな彼の舌が気持ちいい……なんて。
おかしい、私じゃない。嫌がらないといけないのに、拒否しなきゃダメなのに……
「……やっ、」
「嘘つき。やっぱり嫌がってなかった」
「かい、り……んぁ、」
下着の下から入り込んだ大きな手。感触を確かめるように胸先を撫でたあと、固く尖ったそこを指先でピンと弾いた。
直接的な刺激に驚いて、自分から漏れ出た甘い声にも驚いてしまう。