夫のいない間に
「名前は、マキロン?」
「ええ、そうです」
私達家族は、言い慣れて違和感は無いけれど、他人が聞くと、恐らく変な名前だ。
名前をつけたのは娘。
何故、マキロンなのか今も教えてくれない。
「名前を呼べば、寄ってきます?」
「家の中では来ます」
「首輪は?」
「してます。青いのを」
「じゃあ、わたし、この裏の道探しましょうか?」
「え」
「痩せたいからウォーキングしてたんで、ついでです。一周してきます」
そういうと、夫の元浮気相手は、パンプスを鳴らして、私とは反対の方向へ歩き出した。
「マキローン!」
彼女の酒ヤケ声が、あちら側から響く。
私も羞恥心は完全に捨てて、愛犬の名前を呼んだ。
殆ど口をきいたことの無かった人と、こうやって一緒に犬を探す事自体、違和感だらけだ。
夫との浮気に、私が気が付いてないとでも思っているのだろうか?
「ええ、そうです」
私達家族は、言い慣れて違和感は無いけれど、他人が聞くと、恐らく変な名前だ。
名前をつけたのは娘。
何故、マキロンなのか今も教えてくれない。
「名前を呼べば、寄ってきます?」
「家の中では来ます」
「首輪は?」
「してます。青いのを」
「じゃあ、わたし、この裏の道探しましょうか?」
「え」
「痩せたいからウォーキングしてたんで、ついでです。一周してきます」
そういうと、夫の元浮気相手は、パンプスを鳴らして、私とは反対の方向へ歩き出した。
「マキローン!」
彼女の酒ヤケ声が、あちら側から響く。
私も羞恥心は完全に捨てて、愛犬の名前を呼んだ。
殆ど口をきいたことの無かった人と、こうやって一緒に犬を探す事自体、違和感だらけだ。
夫との浮気に、私が気が付いてないとでも思っているのだろうか?