夫のいない間に
名字も忘れてしまったあの人が、軽く会釈をして報告してきた。
「もし、見つけたらご連絡いたしますから」
ニッコリ笑って立ち去る。
私の連絡先なんて知らないだろうに、社交辞令もいいところ。
それとも、夫とはまだ連絡を取り合ってるの?
あの人が出ていった事も、もしかして知ってるのだろうか?
まさか。
今、一緒に住んでるとか?
さすがにそれはないでしょ。
空を見上げると月が雲に覆われて、闇一色だった。
懐中電灯の電池が切れた途端に、孤独感に襲われた。
その夜。
マキロンは見つからなかった。
「もし、見つけたらご連絡いたしますから」
ニッコリ笑って立ち去る。
私の連絡先なんて知らないだろうに、社交辞令もいいところ。
それとも、夫とはまだ連絡を取り合ってるの?
あの人が出ていった事も、もしかして知ってるのだろうか?
まさか。
今、一緒に住んでるとか?
さすがにそれはないでしょ。
空を見上げると月が雲に覆われて、闇一色だった。
懐中電灯の電池が切れた途端に、孤独感に襲われた。
その夜。
マキロンは見つからなかった。