同棲中彼は、顔だけかも、しれない。
こんな時でも眠り続けるアタルを無理やり起こす。
「何だよ……っせぇなぁ」
「鼠が死んでたの! シバが殺したみたい! どうしよ?」
今のところケロッとしてるが、鼠が持っていた菌で下痢するかもしれない。
「良かったじゃん。シバ、でかしたな」
半分しか開いてない目でシバを見て、またコタツに潜る。
「良くないでしょ? あんな小さいのは氷山の一角って事! きっと巣があって親鼠がいて兄弟もいるわよ!」
考えただけで背筋が凍る。
「賑やかにシバが追いかけっこすんじゃね?」
「トムと○ェリーじゃないんだから!」
「だから、俺にどうせぇって?」
だから、駆除! もしくは、
「引っ越しするの!」
あんたが働きさえすれば、こんな家に住まなくても済むのに。
私の大きな声に、とうとうイライラMAXになったのか、
「うるせっ! そんな金どこにあんだよっ!?」
ガバッ!とコタツから這い出て、アタルがキレた。
「何だよ……っせぇなぁ」
「鼠が死んでたの! シバが殺したみたい! どうしよ?」
今のところケロッとしてるが、鼠が持っていた菌で下痢するかもしれない。
「良かったじゃん。シバ、でかしたな」
半分しか開いてない目でシバを見て、またコタツに潜る。
「良くないでしょ? あんな小さいのは氷山の一角って事! きっと巣があって親鼠がいて兄弟もいるわよ!」
考えただけで背筋が凍る。
「賑やかにシバが追いかけっこすんじゃね?」
「トムと○ェリーじゃないんだから!」
「だから、俺にどうせぇって?」
だから、駆除! もしくは、
「引っ越しするの!」
あんたが働きさえすれば、こんな家に住まなくても済むのに。
私の大きな声に、とうとうイライラMAXになったのか、
「うるせっ! そんな金どこにあんだよっ!?」
ガバッ!とコタツから這い出て、アタルがキレた。