一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
「桜、ですか?」
「うん。水前寺公園も八重桜がまだ咲いているのかハッキリしてなくて、代案として田原坂はどうかな、って昨日も話してたんだけど」
「田原坂?」
「そう、西南戦争の激戦地で有名な………」
心霊スポットでもある。
知っていたのか、三宅くんは激しく首を横に振り、その際にソフトクリームが口の端に付いてしまっていた。
「止めてくださいよ。そこも有名な恐怖スポットじゃないですか」
それに気付いていないでビビるところが可愛い。
思わず笑ってしまった。
「そこ、本当に霊いるんですか? 桑崎さんは行ったことある?」
「ありますよ」
ソフトクリームが溶けるほど暖かいのに、一度、仕事で行った田原坂を思い出すと、寒くなってゾッとした。
「うん。水前寺公園も八重桜がまだ咲いているのかハッキリしてなくて、代案として田原坂はどうかな、って昨日も話してたんだけど」
「田原坂?」
「そう、西南戦争の激戦地で有名な………」
心霊スポットでもある。
知っていたのか、三宅くんは激しく首を横に振り、その際にソフトクリームが口の端に付いてしまっていた。
「止めてくださいよ。そこも有名な恐怖スポットじゃないですか」
それに気付いていないでビビるところが可愛い。
思わず笑ってしまった。
「そこ、本当に霊いるんですか? 桑崎さんは行ったことある?」
「ありますよ」
ソフトクリームが溶けるほど暖かいのに、一度、仕事で行った田原坂を思い出すと、寒くなってゾッとした。