一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
「………俺、カッコ悪っ…」
まだ残る恋愛の熱を、確かに感じた。
それから三宅くんは、片桐英子との過去の話をした。
関係が終わってからも確かに未練があったこと、写真だけが目的じゃなく、新しい出会いも求めてツアーに参加したことも。
「本当は、桑崎さんに色んな面でサポートしてくれることも期待してたんです」
彼が ″ヒモ ″的な時間を過ごしていたのは驚いたけれど、腕時計を見れば納得できた。
「英子とは、今日、確実に終わったんです。彼女が俺を振った本当の理由も教えてくれて、俺はやっと再スタートを切れる」
三宅くんが知らない、片桐英子の二冊目のエッセイに、病気の為に子宮を取ったことも書いてあるのだそう。
「やり直したい、もう人によりかからない。その上で桑崎さんに、また会いたいんです」
真っ直ぐで、人を癒す力のある三宅くんの瞳。
私の心は、少しだけ揺れた。
まだ残る恋愛の熱を、確かに感じた。
それから三宅くんは、片桐英子との過去の話をした。
関係が終わってからも確かに未練があったこと、写真だけが目的じゃなく、新しい出会いも求めてツアーに参加したことも。
「本当は、桑崎さんに色んな面でサポートしてくれることも期待してたんです」
彼が ″ヒモ ″的な時間を過ごしていたのは驚いたけれど、腕時計を見れば納得できた。
「英子とは、今日、確実に終わったんです。彼女が俺を振った本当の理由も教えてくれて、俺はやっと再スタートを切れる」
三宅くんが知らない、片桐英子の二冊目のエッセイに、病気の為に子宮を取ったことも書いてあるのだそう。
「やり直したい、もう人によりかからない。その上で桑崎さんに、また会いたいんです」
真っ直ぐで、人を癒す力のある三宅くんの瞳。
私の心は、少しだけ揺れた。