一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
 鹿児島の夜は暑い。
 
 窓も開けられす、エアコンを入れたら全室同時空調で暖房に設定されていた。
 いくら ″強 ″にしても汗ばむわけだ。
 お陰で、棒つきのアイスはあっという間に溶けて、大急ぎで食べて味気無かった。
 
 歯を磨いて時計を見たら、日付が変わっていた。
 明日の予定地の確認もしたし。
 
 さて。寝るか。
 電気を消して、布団に入ろうとした時だった。
 
 コンコン! とドアを叩く音がした。

 誰?
 
 部屋は蛯原さんと岡田にしか教えてない。
 


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