バタフライ エフェクト
心音ちゃんのことで、頼ってくれた。

知穂と芹香が連れて行かれたあとも、私と協力して解決に向けて頑張ってくれた。



そのことで、私自身も成長が出来た気がする。



「この子は幸せね。あなた達がいて」
と、香菜子が私や知穂と芹香を見た。



知穂と芹香はビクッとして、また私の背中に隠れた。

その様子に、香菜子はクスクスと笑った。



「香菜子、梨々愛を返してくれる?」

「そうね。でもその前に、あなたに頼みたいの。あなたを頼ってもいいかしら?」

「?」





香菜子はランドリールームへ私を連れて来た。

あのヘアピンを持って来るように言われて、私はこれから何が起きるのか、少し怖かった。



「頼みたいことって?」

「あの男よ」

「元寄? さっき消えちゃったけれど……」



香菜子は少し声を張って、
「私はこの世から卒業するわよ。あなたとなんか一緒にならないわ!」
と、言った。



すると、ランドリールームの床がガタガタと揺れた。
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