ピリオド
総司さんは私にバスローブを着せた後、自分もシャワーを浴びるためにバスルームへと向かった。総司さんとは一度も目が合わなかった。

(結婚はするけど子どもは作る気はないし、そもそも私に触れる気はないということか……)

何も感じない心で冷静に思う。お父さんたちは何を言うかわからない。でも、どうでもいい。どうせ責められるのは私だけだ。

総司さんは俯きがちにバスルームから戻ってきた。シャワーを浴びたばかりのせいか、耳が赤くなっている。

「今日はもう寝ましょう」

総司さんは私の隣のベッドに入る。私は「わかりました」とだけ返し、部屋の電気を消すためにベッドから出た。






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