ピリオド
『心春はいつも真面目で仕事熱心だね。動物たちのことを心から愛しているから、動物たちも君に優しい目を向けている。僕も、動物たちも、心春に出会えて本当によかった』
優しい笑顔、嘘偽りのない瞳、逞しくて大きな手……。思い出すだけで泣きそうになる。でも、ジョンさんにはもう会えない……。
「心春さん?」
総司さんが私を見つめる。私は「何でもありません」と言い、顔を逸らした。
家事をして、いずれは子どもを産んで育てて、夫の身の回りの世話をして。そうやって私は年を取っていくんだ。なんて退屈なんだろう。ジョンさんやみんなと過ごしていた頃は、どんなに大変でも楽しかった。輝いていた。
(つまらないな……。それに、胸がいつも重苦しい……)
キッチンに行ったものの食欲はない。でも、総司さんが望むのなら食べなければならない。全体的に少なめに入れよう。
私がリビングのテーブルに行くと、総司さんが目の前に座っている。その前には少し冷めた朝ご飯。総司さんはずっと待っていてくれた。
「待たせてしまい、申し訳ありません」
「そんな、謝らないでください」
手を合わせて食べ始める。会話はない。重苦しい。味が何もわからなかった。
優しい笑顔、嘘偽りのない瞳、逞しくて大きな手……。思い出すだけで泣きそうになる。でも、ジョンさんにはもう会えない……。
「心春さん?」
総司さんが私を見つめる。私は「何でもありません」と言い、顔を逸らした。
家事をして、いずれは子どもを産んで育てて、夫の身の回りの世話をして。そうやって私は年を取っていくんだ。なんて退屈なんだろう。ジョンさんやみんなと過ごしていた頃は、どんなに大変でも楽しかった。輝いていた。
(つまらないな……。それに、胸がいつも重苦しい……)
キッチンに行ったものの食欲はない。でも、総司さんが望むのなら食べなければならない。全体的に少なめに入れよう。
私がリビングのテーブルに行くと、総司さんが目の前に座っている。その前には少し冷めた朝ご飯。総司さんはずっと待っていてくれた。
「待たせてしまい、申し訳ありません」
「そんな、謝らないでください」
手を合わせて食べ始める。会話はない。重苦しい。味が何もわからなかった。