ピリオド
「奥さん、お邪魔します。総司と同じ刑事の植村拓也です。これよかったら」
植村さんが頭を軽く下げながら白い箱を差し出す。有名パティスリーの箱だ。植村さんの隣には恭子さんが微笑みながら立っている。……幸せそうだ。
「心春です。主人がいつもお世話になっております」
形式的な挨拶を口にし、頭を下げる。総司さんが「料理が冷めますし食べましょう」と言った。テーブルには私が作った料理がすでに並んでいる。
「炊き込みご飯に筑前煮にお浸しにお刺身……。すごい!おばあちゃんの家を思い出す!」
恭子さんがはしゃいだ様子で言いながらテーブルに自身が作った料理を並べていく。サーモンとモッツァレラチーズのカルパッチョ、野菜のサンドイッチ、鯛のアクアパッツァにスペアリブ。SNS映えしそうなおしゃれな料理が並んでいく。
「心春さんって洋食は作らないんですか?」
恭子さんが首を傾げながら訊ねる。総司さんが「和食が多いですね。僕は和食好きなので嬉しいですけど」と微笑みながら言った。
和食が得意になったのは、ジョンさんが「食べてみたい」と言ったからだ。ジョンさんや他のみんなに喜んでもらいたくて一生懸命練習した。
植村さんが頭を軽く下げながら白い箱を差し出す。有名パティスリーの箱だ。植村さんの隣には恭子さんが微笑みながら立っている。……幸せそうだ。
「心春です。主人がいつもお世話になっております」
形式的な挨拶を口にし、頭を下げる。総司さんが「料理が冷めますし食べましょう」と言った。テーブルには私が作った料理がすでに並んでいる。
「炊き込みご飯に筑前煮にお浸しにお刺身……。すごい!おばあちゃんの家を思い出す!」
恭子さんがはしゃいだ様子で言いながらテーブルに自身が作った料理を並べていく。サーモンとモッツァレラチーズのカルパッチョ、野菜のサンドイッチ、鯛のアクアパッツァにスペアリブ。SNS映えしそうなおしゃれな料理が並んでいく。
「心春さんって洋食は作らないんですか?」
恭子さんが首を傾げながら訊ねる。総司さんが「和食が多いですね。僕は和食好きなので嬉しいですけど」と微笑みながら言った。
和食が得意になったのは、ジョンさんが「食べてみたい」と言ったからだ。ジョンさんや他のみんなに喜んでもらいたくて一生懸命練習した。