ヤンデレ腹黒な仮面作家は激重な執着溺愛を隠さない
『純文学なんてつまんないから恋愛もの書いてって言ったら彼が書いてくれたの』
『俺の本以外は価値がないって言ってた。ほんと、その通り☆』
『こんなん俺でも書けるわ(笑)って恋愛もの書いたら、まんまと女どもがひっかかったって言ってた。儲けさせてくれてありがと、低能女性のみなさん!』

 耀理はただ唖然とした。
 自分なら決して言わない言葉たち。
 ご丁寧に彼の発言を引用して暴言をつなげている。
 はっとしてコメント欄を見ると、案の定、炎上していた。

『月見猫さんは絶対にそんなこと言いません! 訂正してください! 謝罪も!』
『天乃河静火を汚すな!』
『最低女』
『こんな女に嘘でもプロポーズなんて』
 そんな反論には『嫉妬ww』や『私にだけ言ってくれる本音なの☆』などと返してる。

「アカウント、乗っ取られた……」
 耀理はただ呆然として、画面を見つめていた。
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