ヤンデレ腹黒な仮面作家は激重な執着溺愛を隠さない
「そしたら、やめてくれるのね? 絶対ね?」
「くどいわね」
紀香のいらついた口調に、耀理はスマホを取り出した。一言投稿サイトにアクセスし、アカウントを彼女に見せる。
それから設定を選んで削除のボタンを表示させた。
紀香の命令を聞けば、もう二度と史弥に会えないことになる。
彼だけではない。今まで仲良くしてきた人たちになんの連絡もなく姿を消すことになる。そんな不義理を働きたくはない。本当になにもかもが消えてしまう気がする。
見えないナイフを突き刺された胸からは、誰にも見えない血があふれて体が冷えていく一方だ。
だけど、それでもいい。
彼を守ることができるなら。
今や史弥の存在はなによりも大きい。
自分のことは誰にどう思われてもいい。史弥を守ることができるなら。
どのみち、彼には嫌われた。放っておいて、と言われたのだ。
耀理は震える指で『削除』をタップした。
『アカウントを削除しました』と表示されたスマホを紀香につきつける。
「これでいいよね。アカウントを返して」
言われた紀香も自身のスマホを取り出して画面を表示させた。
そこには読書猫のアカウントがある。
紀香は耀理の目の前で操作し、読書猫のアカウントを削除した。
「なんで消すの!?」
とっさにスマホに手を伸ばすと、紀香はさっと避けて耀理を突き飛ばす。
「くどいわね」
紀香のいらついた口調に、耀理はスマホを取り出した。一言投稿サイトにアクセスし、アカウントを彼女に見せる。
それから設定を選んで削除のボタンを表示させた。
紀香の命令を聞けば、もう二度と史弥に会えないことになる。
彼だけではない。今まで仲良くしてきた人たちになんの連絡もなく姿を消すことになる。そんな不義理を働きたくはない。本当になにもかもが消えてしまう気がする。
見えないナイフを突き刺された胸からは、誰にも見えない血があふれて体が冷えていく一方だ。
だけど、それでもいい。
彼を守ることができるなら。
今や史弥の存在はなによりも大きい。
自分のことは誰にどう思われてもいい。史弥を守ることができるなら。
どのみち、彼には嫌われた。放っておいて、と言われたのだ。
耀理は震える指で『削除』をタップした。
『アカウントを削除しました』と表示されたスマホを紀香につきつける。
「これでいいよね。アカウントを返して」
言われた紀香も自身のスマホを取り出して画面を表示させた。
そこには読書猫のアカウントがある。
紀香は耀理の目の前で操作し、読書猫のアカウントを削除した。
「なんで消すの!?」
とっさにスマホに手を伸ばすと、紀香はさっと避けて耀理を突き飛ばす。