腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「とりあえず、私は二人とジャンルが違うから、美咲のことは茜に任せた」

そう言い残して綾香は去ってしまった。
確かに私と美咲くんにはアイスマという共通のコンテンツがある。
もしかしたら、同じサークルさんに並ぶかもしれない。
任された以上、ここは私がコミケのルールを教えてあげますか。

「綾香に任されたし、私が色々教えであげるね」

「お願いします…」

「えっとね、まずは事前に気になるサークルさんの場所と名前は調べてきた?」

「調べてきた。スマホにメモしました」

優秀なヲタクだ。あとは場所の説明をするだけで良さそうだ。

「英数字が散りばめられてたと思うんだけど、これがこれこれこうで、でこういう意味なの…分かったかな?」

私はそんなに説明が上手くないので、きっと分かりづらかったかと思う。
だから、もうあとは実践のみ…。

「分かりやすかったよ。説明してくれてありがとう」

どうやら、美咲くんは私に気を使ってくれたみたいだ。
そのお陰で気持ちが救われて嬉しかった。
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