腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「本当は打ち上げに焼肉でもって思ってたんだけど、綾香も途中で帰っちゃったし、それに前に三人で焼肉に行ったこともあるから、どうしようかなと思って…」
確かに打ち上げに焼肉も悪くないかもしれない。
でも、ここはヲタク。茜の考えていることはお見通しだ。
「でも、やっぱりご飯代にかけるお金より、お宝の掘り出しに使いたいってことでしょ?」
「正解。その性には逆らえぬ…」
それは俺も右に同じくだ。できるだけ推しに貢ぎたい。何かを削ってでも…。
「俺もその気持ちはよく分かるよ。できれば食費は安く済ませたいよな…」
だってその分、商業BLのコミックスが何冊買えるか…なんて考え始めたらキリもないが…。
しかし、それがヲタクなのであった。
「うん。そうだね。なるべく安く済ませたいね。
その浮いたお金で漫画が一冊買えるもんね」
全く同じことを考えていたことがとても嬉しかった。
好きな子と同じ思考になれるなんていう奇跡が起きただけで、胸が高鳴った。
「お、おう。だから俺はこの後、気になってた同人誌買うわ…」
咄嗟に慌ててよく分からないことを言ってしまった。
あながち間違いではいないので、嘘はついていないから良しとしよう。
「その同人誌について詳しく教えて」
どうやら茜は、俺の咄嗟のよく分からない言い訳に食いついてしまったみたいだ。
まぁ、気になってる同人誌を答えるくらい構わないが、今更になって好きな子にちょっとハードなBLのタイトルを答えるのが恥ずかしくなってきた…。
確かに打ち上げに焼肉も悪くないかもしれない。
でも、ここはヲタク。茜の考えていることはお見通しだ。
「でも、やっぱりご飯代にかけるお金より、お宝の掘り出しに使いたいってことでしょ?」
「正解。その性には逆らえぬ…」
それは俺も右に同じくだ。できるだけ推しに貢ぎたい。何かを削ってでも…。
「俺もその気持ちはよく分かるよ。できれば食費は安く済ませたいよな…」
だってその分、商業BLのコミックスが何冊買えるか…なんて考え始めたらキリもないが…。
しかし、それがヲタクなのであった。
「うん。そうだね。なるべく安く済ませたいね。
その浮いたお金で漫画が一冊買えるもんね」
全く同じことを考えていたことがとても嬉しかった。
好きな子と同じ思考になれるなんていう奇跡が起きただけで、胸が高鳴った。
「お、おう。だから俺はこの後、気になってた同人誌買うわ…」
咄嗟に慌ててよく分からないことを言ってしまった。
あながち間違いではいないので、嘘はついていないから良しとしよう。
「その同人誌について詳しく教えて」
どうやら茜は、俺の咄嗟のよく分からない言い訳に食いついてしまったみたいだ。
まぁ、気になってる同人誌を答えるくらい構わないが、今更になって好きな子にちょっとハードなBLのタイトルを答えるのが恥ずかしくなってきた…。