腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「どうぞ。お先に入ってください」
「ありがとう。美咲くんは相変わらず優しいね」
誰にでも優しいのではなく、好きな子にだけ優しくしていると気づいてほしい。
「ううん、そんなことはないよ。俺は優しくしたいと思った人にだけ優しいんだよ?」
多分きっと意味に気づいてはくれない。
それでも構わない。少しでも茜の中で引っかかってくれればそれでいいと思った。
「それは皆そうじゃないかな。私もそうだよ」
さすがにこれじゃ弱すぎたか。
効果がなかったことにショックを受けつつ、次の作戦を練るのであった。
「そ、そうだよな…あはは。んなことよりさ、とりあえず中に入ってくれ…」
「あ、うん…そうするね」
多少、強引過ぎたところもあるかもしれないが、いつまでも入口に立っているわけにもいかないので、この話題はここで一旦、切り上げることにした。
「いらっしゃいませ。二名様でよろしいですか?」
「はい。そうです」
「畏まりました。二名様、お席へご案内致します」
店員さんに空いている席に適当に案内された。
「ご注文が決まりましたら、そちらのボタンを押してお呼びください」
とだけ言い残して、店員は速やかに去っていった。
俺は席に案内されるまでに何人かコスプレをしている人や、キャリーケースを持ったお客を見た。
なんだか少し安心した。店内が同士だらけで…。
「とりあえず、何を注文するか決めよっか」
「だな。何にしよっかな…」
今まであまりイベントに参加したことがなかったから、こうしてヲタクだけがいる空間に安心している自分がいた。
「ありがとう。美咲くんは相変わらず優しいね」
誰にでも優しいのではなく、好きな子にだけ優しくしていると気づいてほしい。
「ううん、そんなことはないよ。俺は優しくしたいと思った人にだけ優しいんだよ?」
多分きっと意味に気づいてはくれない。
それでも構わない。少しでも茜の中で引っかかってくれればそれでいいと思った。
「それは皆そうじゃないかな。私もそうだよ」
さすがにこれじゃ弱すぎたか。
効果がなかったことにショックを受けつつ、次の作戦を練るのであった。
「そ、そうだよな…あはは。んなことよりさ、とりあえず中に入ってくれ…」
「あ、うん…そうするね」
多少、強引過ぎたところもあるかもしれないが、いつまでも入口に立っているわけにもいかないので、この話題はここで一旦、切り上げることにした。
「いらっしゃいませ。二名様でよろしいですか?」
「はい。そうです」
「畏まりました。二名様、お席へご案内致します」
店員さんに空いている席に適当に案内された。
「ご注文が決まりましたら、そちらのボタンを押してお呼びください」
とだけ言い残して、店員は速やかに去っていった。
俺は席に案内されるまでに何人かコスプレをしている人や、キャリーケースを持ったお客を見た。
なんだか少し安心した。店内が同士だらけで…。
「とりあえず、何を注文するか決めよっか」
「だな。何にしよっかな…」
今まであまりイベントに参加したことがなかったから、こうしてヲタクだけがいる空間に安心している自分がいた。