腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「へぇー。いいんだ。どんなものになっても?」

「いいよ。今日は茜の言うことに従うから」

面白いからわざと可愛いものでも選んであげようかと一瞬考えたが、止めた。
ここは真面目に私がやりたいようにやらせてもらうことにした。

「分かった。私の好きなようにやらせてもらうね」

そんな話をしていたら、目の前にお土産屋さんが…。
お店はたくさんあるのだが、正直違いがよく分からないため、適当に目の前にあるお店に決めた。

「美咲くん、このお店でいい?」

一応、美咲くんの確認を取ってみる。任されている以上、美咲くんも強い拘りはなさそうだが…。

「うん、このお店でいいよ」

「それじゃ、このお店の中に入ろう」

いざお店の中へ足を踏み入れてみた。
すると、入ってすぐの所に入園した人向けのコーナーが作られていた。
さすが夢の国…。お客様へのサービス精神旺盛な姿勢に感動した。

そして、圧倒的な種類の豊富さ…。
子供から大人まで楽しめるように、色んな工夫をされているのであろう。

「来ない間に種類が増えたような気がするな…」

まさか同じことを考えているとは…。
この発言から察するに、過去に何回か元カノ達と訪れたのであろう。
別に過去の話なのでどうでもいいが、少し胸の奥が痛んだ。

「確かに増えたかも…」

「確かこのキャラとか、前来た時にはいなかったと思う…」
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