腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「だからさ、俺は今日を思いっきり楽しむことに決めた。
もちろん、自分のお腹と相談しつつ、考えながら頼むわ。追加注文できないのはかなり痛いけど…」

さすが美咲くんだ。それならば、私も思いっきり楽しむことにした。
コラボカフェ初心者の美咲くんに楽しんでもらうために…。

「同じお店でもコラボ作品やその時の状況に応じて変わることが多いからね。
もし、次も一緒に行けたら、その時は追加注文できることを願おう」

これからコラボカフェを満喫しようとしているのにも関わらず、もう次の話をするなんておかしな話だが…。
もしかしたら、私は悔しかったのかもしれない。
せっかくの初めてのコラボカフェで、追加注文ができないなんて、あまりにも可哀想だと思ってしまった。
いつかもし、再び美咲くんがコラボカフェを訪れる時がきたら、その時は追加注文が可能な場合であってほしいと願った。

「だな。またその時は一緒にお願いします」

「私の方こそよろしくお願いします…」

先のことなんてまだよく分からないが、ずっと美咲くんの傍に居られたらいいなと思った。

「で、そろそろ本題に戻すけど、今のところ俺は今日の分しか予約してないから、今後は参加しない予定なんだよね。
その場合はたくさん頼んだ方がいいってことだよね?どれぐらい頼めそうなもんなの?」

美咲くんは男性なため、女性よりは食べられるはず。
しかし、美咲くんの見た目が細身なため、はっきり言ってどれぐらい食べられそうなのか、今の段階ではよく分からないので、一概には言えない…。
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