腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「801番でお待ちのお客様…」

談笑している間に、すぐ自分たちの番が回ってきた。
それにしても対応がスムーズで、よくできた店員さんたちである。

「はい。801番です」

「お待たせ致しました。それではお席までご案内致します」

番号を確認し終えた後、すぐに中へと通された。
どうやら、店員さんが自分達の席まで案内してくれるみたいだ。

「俺、今日は帰りたくないって思った。ここにずっと居たい」

足を踏み入れた瞬間、私達はすぐに天へと召された。
そう。ここが天国だと気づいたからである。

「私だって今日は帰りたくないよ」

ここに来ている皆の心を、美咲くんが代弁してくれた。
夢の国にずっと居られたらいいのにと願ってしまった。

「こちらの席になります。どうぞごゆっくりお過ごしください。それでは失礼致します」

そんなに店内は広くないため、案内されてすぐに自分達の席に着いた。

「コラボカフェ童貞卒業おめでとう。これで君も立派なキモヲタだ」

童貞卒業を祝福する気持ちと同時に、心配する気持ちも入り混ざっていた。
どうして心配なのかというと、一度この沼に落ちてしまったら、簡単には抜け出せないからである。
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