腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
私はただ、美咲くんと彼女の関係を知りたかっただけ。
だから、お礼を言って貰える資格など、私にはない。
「あのね、私、凄く心が汚い女だと思う。人の過去を知りたいという自分の欲を満たすためだけに、美咲くんの話を聞いたんだ。
だから、私、美咲くんにお礼を言われる資格なんてないと思う…」
美咲くんの様子がおかしかったことを、真剣に心配していたのだとしたら、お礼を言って貰える価値はあると思う。
でも、私は人の触れては欲しくない領域に、土足で踏み込んでしまった。
罪悪感で胸が苦しくなった。もう友達だと思って貰えないかもしれないと思い、とても落ち込んだ。
「そんなの、俺が決めることだと思う。話を聞いてもらった俺が、ありがとうって言ってるんだから、それでいいんだよ。
茜ちゃんはただ知りたかったから話を聞いただけなのかもしれない。
でも、俺にとってはそれが救いだったから。それでいいんじゃないかなと俺は思うよ」
美咲くんにそう言ってもらえて、なんだか私の方が救われたような気がした。
誰だって友達のことならば、気になって当然なのかもしれない。
美咲は最初から話してくれるつもりでいたのだから、ここは素直に喜ぶべきところだったのかもしれないなと思った。
「そうだよね。そう言ってくれてありがとう。美咲くんがそれでよかったのなら、私はもうそれで充分です」
「うん。それでいいんだよ。だから、改めてお礼を言わせて。
俺の話を聞いてくれてありがとう」
だから、お礼を言って貰える資格など、私にはない。
「あのね、私、凄く心が汚い女だと思う。人の過去を知りたいという自分の欲を満たすためだけに、美咲くんの話を聞いたんだ。
だから、私、美咲くんにお礼を言われる資格なんてないと思う…」
美咲くんの様子がおかしかったことを、真剣に心配していたのだとしたら、お礼を言って貰える価値はあると思う。
でも、私は人の触れては欲しくない領域に、土足で踏み込んでしまった。
罪悪感で胸が苦しくなった。もう友達だと思って貰えないかもしれないと思い、とても落ち込んだ。
「そんなの、俺が決めることだと思う。話を聞いてもらった俺が、ありがとうって言ってるんだから、それでいいんだよ。
茜ちゃんはただ知りたかったから話を聞いただけなのかもしれない。
でも、俺にとってはそれが救いだったから。それでいいんじゃないかなと俺は思うよ」
美咲くんにそう言ってもらえて、なんだか私の方が救われたような気がした。
誰だって友達のことならば、気になって当然なのかもしれない。
美咲は最初から話してくれるつもりでいたのだから、ここは素直に喜ぶべきところだったのかもしれないなと思った。
「そうだよね。そう言ってくれてありがとう。美咲くんがそれでよかったのなら、私はもうそれで充分です」
「うん。それでいいんだよ。だから、改めてお礼を言わせて。
俺の話を聞いてくれてありがとう」