一夜限りの関係のはずが、隠れ御曹司から執愛されています
愛のかたち
・・・・・・・・・・・-----
「ねぇ、詩音。小春ちゃん、良い子だった。あの子なら私は認めてあげる」
帰りのタクシーの中、奈々子は詩音に居酒屋での出来事を伝えることなくそう告げた。
「俺が決めた子なんだから。良い子に決まってる。変なことを吹き込むなよ」
詩音はスマホを見ながら声色変えずそう答えた。
奈々子は詩音の言葉を聞き
「あんた。また変態チックなことしてるんじゃないでしょうね?勝手に盗聴とか、GPS付けたりとか」
眉目にシワを寄せる。
「小春さんが変な事件とかに巻き込まれたら心配だろ」
詩音は否定することなく平然と答えた。
奈々子ははぁと息を吐き、自分の心配が事実だったと確信する。
「あんまり束縛とか執着しすぎないでよ。小春ちゃんに嫌われるよ」
弟の性格がわかってか、自分の力では止めることができないと諦め半分だ。
「束縛でも執着でもない。これは、俺なりの愛なんだよ」
詩音の言葉に「げっ」と奈々子は引いている。
「それ、小春ちゃんに言ったら嫌われるからね」
・・・・・・・・・・・-----
次の土曜日。
詩音さんと楽しい時間を過ごすはずだったのに――。
「はぁっ、ちょっと待ってください。詩音さんっ」
私が彼の家に着くとすぐに寝室へ連れて行かれた。
そして容赦ないキスをされ、せっかく自分なりにオシャレをしてきた服装もすでに乱れている。
「小春さん、好きです。愛してます」
詩音さんが私の耳をカプっと噛みながら囁く。
「んっ、んん……」
久しぶりだから耐性ができていない。
身体がもう、うずうずしている。
「ひゃあっ……」
彼の舌が首筋をペロッと舐めた。
「どうして、そんなにっ。今日は強引なんですか?」
詩音さんの唇を手で塞ぐ。
「小春さんとずっと二人きりになりたかった。会いたかったんですけど、環境が整わなくて。会えなくて寂しい思いをさせて、他の男に盗られたらって不安でした」
私はベッドの上で彼と向き合い
「私は詩音さんのことが好きです。この間お姉さんのことを誤解して、詩音さんが他の女の人と楽しそうに歩いているところを見てしまっただけで、涙が溢れてきました。私の気持ちが重くなっているって自覚したんです。他の人のところになんかいきませんよ」
私の上に跨っている彼をギュッと抱きしめた。
「はい」
詩音さんはしっかりと返事をしてくれたけれど
「今日は小春さんの身体が俺を求めるように。二日間かけて抱き壊します」
「えっ」
抱き壊すって言った?
そんな言葉、言われたことがない。
彼はフフっと笑い
「覚悟してください」
そう言うと私の上衣を脱がし
「あぁっ」
チュッと鎖骨から胸にかけてキスをした。
ビクっと身体が反応する――。
詩音さんが宣言した通り、何度抱かれただろう。
「あっ……。もう、ダメっ」
何回絶頂したのかわからない。喘ぎ過ぎて、声が枯れてしまいそう。
「だめっ、おかしくなっちゃう!」
詩音さんが全然離してくれない。
痛いわけではない、快楽が続いていて。頭が真っ白だ。
詩音さんの艶っぽい声がたまに聞こえて、それがまた刺激になる。
「だめっ、だめっ!!」
ベッドの軋む音が止まらない。本当にクセになっちゃうかも。
抱き壊すって、本気かもしれない。
どうすれば解かれるの?
「止めてほしい?」
詩音さんが珍しく敬語ではない。
いつもと違う彼にドキドキしてしまう私は、相当おかしくなっている。
詩音さんの問いかけにコクンと頷くと
「俺と結婚して。ずっとそばにいて」
獲物を捕えるかのように、鋭い眼光が私を見つめている。
私だってずっと一緒にいたい。
頭が働くなっていた私は
「はい」
素直にそう答えていた。
「約束です」
彼は、私の耳元でそう囁いた――。
「ねぇ、詩音。小春ちゃん、良い子だった。あの子なら私は認めてあげる」
帰りのタクシーの中、奈々子は詩音に居酒屋での出来事を伝えることなくそう告げた。
「俺が決めた子なんだから。良い子に決まってる。変なことを吹き込むなよ」
詩音はスマホを見ながら声色変えずそう答えた。
奈々子は詩音の言葉を聞き
「あんた。また変態チックなことしてるんじゃないでしょうね?勝手に盗聴とか、GPS付けたりとか」
眉目にシワを寄せる。
「小春さんが変な事件とかに巻き込まれたら心配だろ」
詩音は否定することなく平然と答えた。
奈々子ははぁと息を吐き、自分の心配が事実だったと確信する。
「あんまり束縛とか執着しすぎないでよ。小春ちゃんに嫌われるよ」
弟の性格がわかってか、自分の力では止めることができないと諦め半分だ。
「束縛でも執着でもない。これは、俺なりの愛なんだよ」
詩音の言葉に「げっ」と奈々子は引いている。
「それ、小春ちゃんに言ったら嫌われるからね」
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次の土曜日。
詩音さんと楽しい時間を過ごすはずだったのに――。
「はぁっ、ちょっと待ってください。詩音さんっ」
私が彼の家に着くとすぐに寝室へ連れて行かれた。
そして容赦ないキスをされ、せっかく自分なりにオシャレをしてきた服装もすでに乱れている。
「小春さん、好きです。愛してます」
詩音さんが私の耳をカプっと噛みながら囁く。
「んっ、んん……」
久しぶりだから耐性ができていない。
身体がもう、うずうずしている。
「ひゃあっ……」
彼の舌が首筋をペロッと舐めた。
「どうして、そんなにっ。今日は強引なんですか?」
詩音さんの唇を手で塞ぐ。
「小春さんとずっと二人きりになりたかった。会いたかったんですけど、環境が整わなくて。会えなくて寂しい思いをさせて、他の男に盗られたらって不安でした」
私はベッドの上で彼と向き合い
「私は詩音さんのことが好きです。この間お姉さんのことを誤解して、詩音さんが他の女の人と楽しそうに歩いているところを見てしまっただけで、涙が溢れてきました。私の気持ちが重くなっているって自覚したんです。他の人のところになんかいきませんよ」
私の上に跨っている彼をギュッと抱きしめた。
「はい」
詩音さんはしっかりと返事をしてくれたけれど
「今日は小春さんの身体が俺を求めるように。二日間かけて抱き壊します」
「えっ」
抱き壊すって言った?
そんな言葉、言われたことがない。
彼はフフっと笑い
「覚悟してください」
そう言うと私の上衣を脱がし
「あぁっ」
チュッと鎖骨から胸にかけてキスをした。
ビクっと身体が反応する――。
詩音さんが宣言した通り、何度抱かれただろう。
「あっ……。もう、ダメっ」
何回絶頂したのかわからない。喘ぎ過ぎて、声が枯れてしまいそう。
「だめっ、おかしくなっちゃう!」
詩音さんが全然離してくれない。
痛いわけではない、快楽が続いていて。頭が真っ白だ。
詩音さんの艶っぽい声がたまに聞こえて、それがまた刺激になる。
「だめっ、だめっ!!」
ベッドの軋む音が止まらない。本当にクセになっちゃうかも。
抱き壊すって、本気かもしれない。
どうすれば解かれるの?
「止めてほしい?」
詩音さんが珍しく敬語ではない。
いつもと違う彼にドキドキしてしまう私は、相当おかしくなっている。
詩音さんの問いかけにコクンと頷くと
「俺と結婚して。ずっとそばにいて」
獲物を捕えるかのように、鋭い眼光が私を見つめている。
私だってずっと一緒にいたい。
頭が働くなっていた私は
「はい」
素直にそう答えていた。
「約束です」
彼は、私の耳元でそう囁いた――。