君だけが、私のホントを知っている。

好き

その日から、私はどんなことよりもなみとと話すことが楽しみになった。
なみとは優しいし、おもしろいし、頭もいい。
そんななみとと話してると、にやけが止まんない。

ーはる、今学校?ー

なみとから、LINEきた!!

ーうん。でも、今から帰るよー!ー
ーそうなんだ。今日の夜電話できる?ー
ーできるよ!ー
ーじゃあ、また夜ね!ー
ーうんっ!ー

なみとと夜の電話の約束しちゃったぁ!!
ふふっ楽しみだなあ。

「遥香ー!帰ろっ!」
「うんっ!」
「…。」
「どうした?」
「最近、遥香ニコニコしてるよね。」
「え?そーかな」
「そーだよ。も、もしかして、、、」
「もしかして?」
「好きな人できた!?!?!?!?!?」
「なわけ。好きって言う気持ちわかんないし。」
「えぇぇ。じゃあ、教えてあげるよしょうがないなぁ。」
「この人と話すの、会うのが楽しみ、その人からの連絡をずっと待ってしまう、、、とか?」

なみとに対する気持ちと一緒だ、、、。
え、私、なみとのこと好きなの、?

「え、顔赤くなってる、、、。図星?」
「…。」
「まじかあ。今度、聞かせてね。相手のこと。」

なみとのこと、好き、、、。
確かに、そうなのかもしれない。
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