君を酔わせるまで離さない〜ワンナイトのはずが絶倫すぎる俺様副社長に本気で囲われています〜
こじ開けられた唇からぬるりと侵入する粘膜の感覚に晴菜は小さく身じろぎをする。彼は飢えた獣のように何度も角度を変えて舌を絡ませ、縮こまる晴菜の舌をきつく吸いあげた。
「シャワー、行くか?」
わずかに離された唇から問いかけられたその声は、完全に獲物を狙う獣のものだった。腰に回された手のひらに、ゆるりと力が入った。まるで、『否』という返答を待っているかのようだ。逃げる隙など一切与えるつもりのない、確信に満ちた抱き寄せ方だった。
「行きたいって言ったら……行かせてくれるの?」
はなから行かせる気もないだろうに、よくそんなセリフが言えたものだ。晴菜は至近距離にある彼の切れ長の瞳を挑むように見上げる。
晴菜の問いに男は一度だけ喉の奥で笑った。
「さぁ、どうだろうな」
低く落ちた声音は、答えになっていない。その曖昧さは意図的なのだろうと晴菜は察した。挑発に挑発を返したつもりが、あっさり追い詰められている――晴菜は一瞬だけ眉を寄せた。
腰に添えられた手がゆっくりと形を変え、指先が腰のラインを確かめるように滑る。
「どうせ――」
言葉の続きを口にする代わりに、男は空いた手を晴菜のうなじへ回した。わずかに指を差し入れ、晴菜の黒いボブヘアを梳くように撫で上げる。
「お互いにぐちゃぐちゃになるんだ。あとでいいだろ」
低い囁きとともに、首筋を甘噛みされた。軽い痛みと熱が同時に走り、晴菜の脚がふっと揺らぐ。
「っ……あ……」
膝がかすかに震えたのを逃さず、男の手のひらが晴菜の腰を支えた。支える、というより、捕らえるに近い。その確かな感触に、晴菜は抗おうとはしなかった。
男は軽々と晴菜の身体を横抱きにし、隣のベッドルームまで移動した。急激に全身を襲う浮遊感に、晴菜は彼の首筋に腕を回した。
――この人……手馴れてる。
「シャワー、行くか?」
わずかに離された唇から問いかけられたその声は、完全に獲物を狙う獣のものだった。腰に回された手のひらに、ゆるりと力が入った。まるで、『否』という返答を待っているかのようだ。逃げる隙など一切与えるつもりのない、確信に満ちた抱き寄せ方だった。
「行きたいって言ったら……行かせてくれるの?」
はなから行かせる気もないだろうに、よくそんなセリフが言えたものだ。晴菜は至近距離にある彼の切れ長の瞳を挑むように見上げる。
晴菜の問いに男は一度だけ喉の奥で笑った。
「さぁ、どうだろうな」
低く落ちた声音は、答えになっていない。その曖昧さは意図的なのだろうと晴菜は察した。挑発に挑発を返したつもりが、あっさり追い詰められている――晴菜は一瞬だけ眉を寄せた。
腰に添えられた手がゆっくりと形を変え、指先が腰のラインを確かめるように滑る。
「どうせ――」
言葉の続きを口にする代わりに、男は空いた手を晴菜のうなじへ回した。わずかに指を差し入れ、晴菜の黒いボブヘアを梳くように撫で上げる。
「お互いにぐちゃぐちゃになるんだ。あとでいいだろ」
低い囁きとともに、首筋を甘噛みされた。軽い痛みと熱が同時に走り、晴菜の脚がふっと揺らぐ。
「っ……あ……」
膝がかすかに震えたのを逃さず、男の手のひらが晴菜の腰を支えた。支える、というより、捕らえるに近い。その確かな感触に、晴菜は抗おうとはしなかった。
男は軽々と晴菜の身体を横抱きにし、隣のベッドルームまで移動した。急激に全身を襲う浮遊感に、晴菜は彼の首筋に腕を回した。
――この人……手馴れてる。