君を酔わせるまで離さない〜ワンナイトのはずが絶倫すぎる俺様副社長に本気で囲われています〜
男の腕に抱えられたまま、晴菜はふっと乾いた笑いを漏らす。バーでの誘い方も、口づけも、ベッドへの連れて行き方も。何もかも、手馴れている。
そう思った瞬間、自分でも予想していなかった感情が胸の奥でじわりと膨らんだ。
晴菜の身体を難なく抱える彼の腕はひどく逞しい。ぞわぞわと背筋に言いようのない快感が走る。
キングサイズの天蓋付きベッドは、上質なリネンで仕立てられたリゾートスタイルだ。
男はゆっくりと晴菜をベッドの中央に降ろした。沈み込むマットレスが、逃げ道をさらに奪う。彼がベッドに膝をつくと、ぎしりとスプリングが軋んだ。
「こういうの、慣れてるんですね」
あえて刺すように言ったつもりだった。けれど声は掠れていて、強がりにもならない。
覆い被さる男はほんの一瞬だけ、動きを止めた。その数秒が、じわりと晴菜の鼓動を速める。
「こんなふうに目を逸らさずに見てくる女は、滅多にいない」
彼のしなやかな指が頬から耳の後ろへ滑り、うなじの産毛をそっとなぞる。
その触れ方が、さっきまでの獣じみた勢いと違いすぎて、胸の奥がざわついた。
「だから気になってる……さっきからずっとな」
その言葉の響きに、晴菜の胸がかすかに震えた。彼は晴菜の顎先に触れ、上を向かせた。逃げられないまま視線が絡まる。距離が近すぎて、呼吸が混ざる。
「全部忘れさせてやるから。俺にちゃんと壊されろ」
魅惑的なバリトンが耳朶を撫でる。耳元で落とされた声は、甘さなんて一滴も含んでいなかった。その言葉は、まるで呪いのように熱く、晴菜の胸の奥に深く沈んだ。
そう思った瞬間、自分でも予想していなかった感情が胸の奥でじわりと膨らんだ。
晴菜の身体を難なく抱える彼の腕はひどく逞しい。ぞわぞわと背筋に言いようのない快感が走る。
キングサイズの天蓋付きベッドは、上質なリネンで仕立てられたリゾートスタイルだ。
男はゆっくりと晴菜をベッドの中央に降ろした。沈み込むマットレスが、逃げ道をさらに奪う。彼がベッドに膝をつくと、ぎしりとスプリングが軋んだ。
「こういうの、慣れてるんですね」
あえて刺すように言ったつもりだった。けれど声は掠れていて、強がりにもならない。
覆い被さる男はほんの一瞬だけ、動きを止めた。その数秒が、じわりと晴菜の鼓動を速める。
「こんなふうに目を逸らさずに見てくる女は、滅多にいない」
彼のしなやかな指が頬から耳の後ろへ滑り、うなじの産毛をそっとなぞる。
その触れ方が、さっきまでの獣じみた勢いと違いすぎて、胸の奥がざわついた。
「だから気になってる……さっきからずっとな」
その言葉の響きに、晴菜の胸がかすかに震えた。彼は晴菜の顎先に触れ、上を向かせた。逃げられないまま視線が絡まる。距離が近すぎて、呼吸が混ざる。
「全部忘れさせてやるから。俺にちゃんと壊されろ」
魅惑的なバリトンが耳朶を撫でる。耳元で落とされた声は、甘さなんて一滴も含んでいなかった。その言葉は、まるで呪いのように熱く、晴菜の胸の奥に深く沈んだ。