【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
勇哉さんは森川さんを見てキョトンとしている。

「え、七海ちゃんの彼氏?」

なんでそうなるの?

「会社の先輩です!」

「イケメンだし。七海ちゃんやるね!」

聞いてない?わざと?

「勇凛くんのお兄さん?」

小声で森川さんが聞いてきた。

「はい。二番目のお兄さんです」

私も小声で答えた。

「初めまして。七海さんにいつもお世話になってる森川と申します」

森川さんは勇哉さんに対して突然腰が低くなった。

「そうなんだ~森川君よろしくね~」

相変わらず何考えてるかわからない笑顔の勇哉さん。

「七海さんがそちらに転職すると聞いて。俺も転職を丁度考えていて、そちらに行きたいなーって思ってたんです」

何を言ってるの?

本気で言ってるの……?

「え、マジで?いいよ~おいで〜」

いいよ?

「いいんですか……?」

私はつい言葉にだしてしまった。

「うん。なんか仕事できそうだし森川君」

それはそうなんだけど!

なぜ林ホールディングスに、その場のノリで!

「本当ですか!?嬉しいです!これからよろしくお願いします」

「うん、宜しくね!森川君~」

え、これは、どういうこと?

「じゃあ森川君これから一緒に飲みに行こうよ。いい店あるからさ~」

「はい!ありがとうございます、是非!」

勇哉さんは嬉しそうに森川さんと車へ……。

私は空気になってしまった。

森川さんが振り返った。

は や く に げ ろ

そう口が動いた気がした。

そして勇哉さんは森川さんを乗せて、行ってしまった。

森川さーーーん!!

なんでこんなことに……。
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