【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
「何か食べたいものありますか?」

「勇凛くんは?」

「俺は……和食がいいです」

「うん!じゃあそうしよう!」

私たちは和食レストランに行った。

「勇凛くん、今はどんなことしてるの?」

「社会人の基本的なマナーですね……。あとは兄から渡された課題が」

課題……?

「え、どんな?」

「会議の議事録作成です」

「え!?」

まだ正式入社もしていない勇凛くんにそんなことを!?

鬼!悪魔!

「勇凛君……無理しないでね」

「ありがとうございます」

その笑顔が健気だった。

「私も頑張るよ」

「七海さんも無理しないで下さいね」

あの男が無理をさせないわけがない。

どんな屈辱を味わっても成し遂げてやる。

「勇凛くんはいつ引っ越しなの……?」

「来週ですね」

私たちの思い出がある場所。

寂しく感じる。

「今から来ますか?」

「え、いいの……?」

「はい」

その後私たちは勇凛くんの家に向かった。
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