【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
勇凛くんに私はすぐにメッセージを送った。

『土日のどちらかに、両親に会いに行きたい。できれば勇凛くんと一緒に』

するとすぐに返信がきた。

『はい。是非一緒に行きたいです』

やっと親に勇凛くんを紹介できる。

順番は逆だけど、今は胸をはって、勇凛くんが夫だって言える。

***

──翌日

早めに出勤。

閑散とした秘書課に座り、引き継ぎ書を見ながらスケジュール確認をする。

すると秘書課のドアが開いた。

「早いな」

勇輝さん。

「おはようございます」

冷静に、秘書らしく振る舞う私。

「明日出張になったから、準備をしておけ」

──はい?

「え、どちらに……?」

「福岡だ。これが取引先の資料だ。夜に会食もあるから、宿泊の手続きもしなさい」

宿泊!?

「私も行くんですか……?」

「ああ。君は帰ってから会議資料を作るにあたって同席してもらう」

「あの、副社長と二人で、福岡に行くんですか?」

「何か問題でも?」

問題大ありだ!

「私は勇凛さんの妻ですので、たとえ秘書であっても二人というのは誤解を生みますし、よくないと思うんです」

返事がない。

っていない!!

言いたいことだけ言って彼は去った。

ちょっと待って、なんであの人と二人で福岡に!?
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