【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
二人で呆然としてて、その時、会議のことをふと思い出した。

「勇凛くん、とりあえず私行くね!終わったら連絡する」

「……はい。連絡待ってます」

勇凛くんは複雑な表情を浮かべたままホームに戻った。

私は気持ちを切り替えて会社に入った。

***

早速昨日の会議の議事録を作成。

その間に電話対応、次の会議の準備。

すると秘書室のドアが開いて勇輝さんが入ってきた。

結構疲労が溜まっている感じだ。

「会議資料を」

「はい、こちらです」

書類を渡すときに触れた指先が熱かった。

もしかして……

「副社長、熱がありますか……?」

「問題ない」

彼は何事もないように部屋から出ていった。

──そして午後の会議

一見体調の悪さを感じない。

気のせいだったのかと思うほど。

でも、会議が終わって社員が会議室から全員出ていった後、深いため息をついた。

「お休みになられてはどうでしょう」

「……そうはいかない。俺は失敗は許されない」

え?

勇輝さんは立ち上がって会議室から去った。

勇哉さんの言葉といい、彼のことが気になった。

一体何があったのか。
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