【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
頭の中を私でいっぱいに……!?

一体どうすればいいんだろう。

色々考えてもなかなか思いつかない。

悩んでる私を見て、勇凛くんは少しイタズラな笑顔を浮かべる。

「俺のことを好きって言って」

耳元で甘い声で囁く。

クラクラする。

「勇凛……好き」

「うん。俺も七海が好き」

勇凛くんの大きな手が私の胸を包んだ。

「俺だけが触れていい場所」

触れてくる部分に快感が走って、思わず声が漏れた。

「もっと聞きたい」

指がさらに下へ滑っていって──

「ちょっと待って!」

ここでされるのは恥ずかしい!

「隠さないで」

湯船の縁に座らされてしまった。

丸見えである。

「恥ずかしいよ。綺麗なものじゃないし」

「恥ずかしがるから見たくなるんだよ」

いつも見せない表情。

獲物を狙うような目。

ゾクゾクする。

もう私を把握している勇凛くんは、ゆっくりと的確に私の本能を揺さぶって、私はすぐに達してしまった。

私の力が抜けると、柔らかいタオルで包まれ、ゆっくりとベッドまで運ばれた。

そして、私は勇凛くんで何もかもいっぱいになった。

そしてまた登りつめる。

果てる。

二人で繰り返す。

何度も。

「勇凛は私でいっぱいになってる……?」

「俺は初めて会った時から七海の事で頭がいっぱいだよ」

「うん。いつも考えてくれてるよね。ありがとう」

勇凛くんを愛しむようにキスをする。

「愛してる」

どちらが言ったかはわからない。

ただ私たちが同じ気持ちであるのは確かだ。
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