【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
家に着いて勇凛くんにメッセージを送る。

『家に着いたよ〜』

するとすぐに

『お帰りなさい』

と返ってきた。

そして、念のために森川さんにメッセージ。

『どうですか……?』

やや情緒不安定な勇哉さんを丸投げしていたから気になっていた。

すると着信が。

「お疲れ様です!大丈夫ですか?」

『うん。なんかあの人、マリッジブルー?みたいな感じだな』

「え……全くその言葉と勇哉さんが結びつかないんですけど」

意外すぎる。

『川崎さんと勇凛くんの事見て、羨ましいって言ってたし、たぶん色々あの人なりに悩んでるんだと思う』

「そうなんですね……」

『まあ、そんな感じだから、川崎さんはいつも通りで』

「あ、はい。教えて頂きありがとうございます」

『……勇凛くん。真っ直ぐで真面目な子だな』

「はい。勇凛くんはそういう人なんです」

『二人には幸せになってほしいよ』

「え……?」

『じゃあおやすみ』

電話は切られてしまった。

──森川さん

私もあなたに幸せになってほしい。

勇哉さんには迷惑しかかけられてないけど、あの人にだって幸せにはなってほしい。

私の今後のためにも……。

そして私は、勇凛くんから前もらった、勇凛くんの高校時代の弓道着姿の画像を見ながらその日を終えた。

これも私の宝物。
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