【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
──翌日
「すみません、一身上の都合で退職します」
会社に出勤して早々に上司に言った。
「え、なにがあった……?」
この会社に入ってずっと世話になっていた、先輩であり上司。
人間関係は悪くなかった。
むしろ恵まれていたかもしれない。
「色々ありまして……」
「そうか……わかった」
この場ではこれ以上は聞かれなかった。
仕事が終わった後に飲みに誘われた。
「お前にはまだ言ってなかったけど、次の昇格試験でお前を推そうとしていたんだよ」
「そうだったんですね……。ありがとうございます」
「次はどうするんだよ」
なんて言えばいいのか。
「まったくわかりません。ただ、首を突っ込んでしまった以上、やるしかないんですよ」
「何したんだよ。川崎さんも辞めるし、立て続けになんなんだよ」
川崎さんを追って辞めるなんて言えるわけがない。
「偶然重なってしまいましたね」
「……お前、川崎さんのこと好きなんだろ」
「……」
なぜバレている。
「ちゃんと言ったか?」
「……言ってもどうにもならないので」
「なんだそれ」
上司は酔いが回って伏せってしまった。
「お前はちゃんとできるやつなんだからさ、頑張れよこれからも」
「……はい。頑張ります」
そして潰れた上司を途中まで送ってから自宅に帰った。
◇ ◇ ◇
それからは仕事の引き続きに追われていた。
仕事が終わってスマホを見ると勇哉さんからメッセージがきている。
『森川くん、今日迎えに行くからまた遊びに行こうよ』
行きたくない。
ただ敵に回したくない。
『わかりました!』
そして、仕事が終わると勇哉さんに日付が回るまで遊びに付き合う日々が続いた。
「すみません、一身上の都合で退職します」
会社に出勤して早々に上司に言った。
「え、なにがあった……?」
この会社に入ってずっと世話になっていた、先輩であり上司。
人間関係は悪くなかった。
むしろ恵まれていたかもしれない。
「色々ありまして……」
「そうか……わかった」
この場ではこれ以上は聞かれなかった。
仕事が終わった後に飲みに誘われた。
「お前にはまだ言ってなかったけど、次の昇格試験でお前を推そうとしていたんだよ」
「そうだったんですね……。ありがとうございます」
「次はどうするんだよ」
なんて言えばいいのか。
「まったくわかりません。ただ、首を突っ込んでしまった以上、やるしかないんですよ」
「何したんだよ。川崎さんも辞めるし、立て続けになんなんだよ」
川崎さんを追って辞めるなんて言えるわけがない。
「偶然重なってしまいましたね」
「……お前、川崎さんのこと好きなんだろ」
「……」
なぜバレている。
「ちゃんと言ったか?」
「……言ってもどうにもならないので」
「なんだそれ」
上司は酔いが回って伏せってしまった。
「お前はちゃんとできるやつなんだからさ、頑張れよこれからも」
「……はい。頑張ります」
そして潰れた上司を途中まで送ってから自宅に帰った。
◇ ◇ ◇
それからは仕事の引き続きに追われていた。
仕事が終わってスマホを見ると勇哉さんからメッセージがきている。
『森川くん、今日迎えに行くからまた遊びに行こうよ』
行きたくない。
ただ敵に回したくない。
『わかりました!』
そして、仕事が終わると勇哉さんに日付が回るまで遊びに付き合う日々が続いた。