【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
──結局
「私がそこで寝るんで森川さんはベッドで寝てください!」
ホテルの従業員に適当な理由をつけて布団を用意させ、同じ部屋の片隅に寝ようとする俺。
「煩い。寝ろ」
既婚者のくせに男の部屋で一夜を過ごすことのヤバさを考えていないのか。
「……森川さん、やっぱり私部屋にもどります」
「は?」
「怖いですけど……あなたにこれ以上迷惑かけたくないので」
彼女が部屋のドアを開けようとした時──
腕を掴んでいた。
なぜ?
なぜ!?
そして彼女を引き寄せていた。
おかしい、体がうまく動かない。
「森川さん!?」
やばいやばいこれはまずい!
でも彼女を抱きしめてしまっている。
誰か助けて……俺を処分してくれ。
なぜか彼女は逃げない。
なぜ?
なぜ!?
目が合うと、彼女の瞳は潤んでいる。
おかしい。
こんな女じゃない。
──なのに俺は
止められなかった。
自分を。
その時目覚めた。
夢から。
「……無理だ」
彼女に適当なメッセージを送って即東京に帰った。
つづく
「私がそこで寝るんで森川さんはベッドで寝てください!」
ホテルの従業員に適当な理由をつけて布団を用意させ、同じ部屋の片隅に寝ようとする俺。
「煩い。寝ろ」
既婚者のくせに男の部屋で一夜を過ごすことのヤバさを考えていないのか。
「……森川さん、やっぱり私部屋にもどります」
「は?」
「怖いですけど……あなたにこれ以上迷惑かけたくないので」
彼女が部屋のドアを開けようとした時──
腕を掴んでいた。
なぜ?
なぜ!?
そして彼女を引き寄せていた。
おかしい、体がうまく動かない。
「森川さん!?」
やばいやばいこれはまずい!
でも彼女を抱きしめてしまっている。
誰か助けて……俺を処分してくれ。
なぜか彼女は逃げない。
なぜ?
なぜ!?
目が合うと、彼女の瞳は潤んでいる。
おかしい。
こんな女じゃない。
──なのに俺は
止められなかった。
自分を。
その時目覚めた。
夢から。
「……無理だ」
彼女に適当なメッセージを送って即東京に帰った。
つづく