【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
定食屋に連れて行かれ、ふんぞりかえる勇哉さん。

「あ~~~息が詰まるね~~~」

「そうですね……」

あなたはいったいどこで何をしているか知りたい。

勇哉さんがスマホを見ていた時、表情が変わった。

険しい表情になり、画面を睨みつけている。

何があったんだ。

「あ~~~自由になりたい」

自由にしか見えない。

──が、この人はこの人なりに何か悩んでいるのか……?

「何かあったんですか?」

「う~~~ん。あとで話す」

あとで聞かされるのか。

自分で聞いたことを後悔した。

そして職場に戻った。

そしてまた勇哉さんはどこかに行ってしまった。

勇凛くんは社員に話しかけて、熱心に聞いている。

そして、パソコンの前で何かしている。

「何してるの?」

「あ、お疲れ様です。兄からの課題があって……。」

課題?

覗いてみると……

会社の事業内容や経営状況が記載されているファイルを見ている。

置いてあるノートにはびっしりと、社員から聞いたことや、会議の内容みたいなものが書いてあった。

字が綺麗でわかりやすい。

「すごいね……。まだ研修中なのにこんなことやってるんだ」

「はい。今は聞いてるだけなので、四月になったらちゃんと動けるようになりたいです」

そう言った彼の瞳が真っすぐで、なんで川崎さんがこの子を好きなのかってのを若干理解した。

してしまった……。
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