【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
──朝

気怠さで目が覚めた。

心なしか体が熱い。
喉が痛む。

風邪か?

自分の体調なんて後回しだ。
今日やるべきことをやらないといけない。

福岡から東京にすぐに帰った。

◇ ◇ ◇

結構熱が上がっている。
足元がふらつく。

秘書課に向かった。
彼女がモニターに向かって入力作業をしている。

「会議資料を」
「はい、こちらです」

資料を手渡された時、指が触れた。

「副社長、熱がありますか……?」

気づかれてしまった。

「問題ない」


──午後の会議

会議の最中はなんとか耐えていた。
体の節々が痛む。
会議が終わって社員が会議室から全員出ていった後、一気にその反動がきた。

「お休みになられてはどうでしょう」

心配されている。
情けない。

「……そうはいかない。俺は失敗は許されない」

俺は突き進まないといけない。
そうでないと自分を保っていられなくなるほどに、歪んでいた。
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