【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
「わ、わかった。じゃあ書類提出したらそっちに行くね……」
『大学の正門近くにカフェあるんで、そこにいてください』
「うん、じゃあまたあとでね」
通話を切った。
私は空を見上げた。
そして深く深呼吸をした。
とりあえず、やるべきことをやろう。
* * *
私は会社に着いてすぐに上司に診断書を渡した。
上司は診断書の内容を一通り読んだ。
「わかった。君の仕事は派遣の矢野さんに半分回す」
あの派遣の子に……!?
不安すぎる!
でも、もういいか。
自分を大切にしてくれない奴に尽くすのをもうやめよう。
「あ、派遣のあの子、もう辞めるって言ってましたよ」
パーテーションの向こうから森川さんの声がした。
「え……」
上司の顔が青ざめている。
ひょこっと森川さんの顔が見えた。
「ちゃんと部下のこと見てないと、あとで大変なことになりますよ〜」
そう告げると鼻歌を歌いながら森川さんは行ってしまった。
上司は何も言わずに俯いている。
「あの、私次は人事に行かないといけないので、これで失礼します」
私は速やかに移動をした。
人事部に行く途中、廊下で森川さんとまた会った。
「ちゃんと持ってきて偉い」
ニコニコしている。
「はい。おかげさまで、ありがとうございます」
森川さんの私への好意には驚いたけど、仕事ではそのことを考えないようにしよう。
「……あのさ、なんか悩んでることある?」
「え?」
「表情で。見てるとわかる」
「そ、そうですか……」
「いつでも聞くよ?」
「いえ!大丈夫です!」
私はその場を急いで去った。
なんで今まで大して深く関わってこなかったくせに今頃……。
私はもう既婚者だ!
頭の中のモヤモヤを必死にかき消していた。
『大学の正門近くにカフェあるんで、そこにいてください』
「うん、じゃあまたあとでね」
通話を切った。
私は空を見上げた。
そして深く深呼吸をした。
とりあえず、やるべきことをやろう。
* * *
私は会社に着いてすぐに上司に診断書を渡した。
上司は診断書の内容を一通り読んだ。
「わかった。君の仕事は派遣の矢野さんに半分回す」
あの派遣の子に……!?
不安すぎる!
でも、もういいか。
自分を大切にしてくれない奴に尽くすのをもうやめよう。
「あ、派遣のあの子、もう辞めるって言ってましたよ」
パーテーションの向こうから森川さんの声がした。
「え……」
上司の顔が青ざめている。
ひょこっと森川さんの顔が見えた。
「ちゃんと部下のこと見てないと、あとで大変なことになりますよ〜」
そう告げると鼻歌を歌いながら森川さんは行ってしまった。
上司は何も言わずに俯いている。
「あの、私次は人事に行かないといけないので、これで失礼します」
私は速やかに移動をした。
人事部に行く途中、廊下で森川さんとまた会った。
「ちゃんと持ってきて偉い」
ニコニコしている。
「はい。おかげさまで、ありがとうございます」
森川さんの私への好意には驚いたけど、仕事ではそのことを考えないようにしよう。
「……あのさ、なんか悩んでることある?」
「え?」
「表情で。見てるとわかる」
「そ、そうですか……」
「いつでも聞くよ?」
「いえ!大丈夫です!」
私はその場を急いで去った。
なんで今まで大して深く関わってこなかったくせに今頃……。
私はもう既婚者だ!
頭の中のモヤモヤを必死にかき消していた。