A lone wolf
龍希がふと、何かを感じ取ったように眉をひそめ、顔を上げた。

そのグレーの瞳が鋭く向けられる。


しかし、そこに誰かがいるとは、確信が持てないのか、
すぐに海音へと、視線を戻した。


龍希「...光、お前は、朝の食事の準備を手伝え。

   未樹、お前は、薬を持ってきてくれ。」


こくりと頷き、立ち上がる。兄の命令に逆らうことは、ない。

光「うん、わかった」


少し面倒くさそうな顔をしつつも、素直に動き出す。

未樹「はいはい。どれだっけな...。」

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