王子様を助けたら子供を授かり溺愛されてどこまでも追いかけてくる件
サオリーナの住むフォブル村は州都の北に接しているそしてその奥は高い山に囲まれその山の向こうは隣国になる。

隣国に行くには川を船で行くのが一番早いフォブル村とその大きな川の間にはもう一つ村がある。港はその村にあるのだ。

隣国に行く最後の港がその村にある。そこで隣国まで航行する船の乗客はその村の港で国境を超えるための手続きがあるのだ。

フォブル村の隣の村は港があるのでそこからの税収や旅人が利用する宿屋などもあり、村は裕福なのだ。

フォブル村は土地は肥えていて自然環境はいいものの商業的にはあまり発達していない。

村の人達は農業や林業、家畜を買って暮らしを立てている。

州都のちょうど真ん中あたりの繁華街にはたくさんの店が並んでいる。大きな広場が中心となって放射線状に道がありその道の両側にたくさんの店があるのだ。サオリーナの宿は繁華街から歩いて15分位の所にある。

宿屋は繁華街を囲むように徒歩10分から20分位の位置にあるようだ。西側の方は温泉が湧き観光の名所も多いので宿も沢山ある。

サオリーナは大きな広場に出ている屋台で、串焼きの肉やサンドイッチなどを買って食べた。

そしてちょっと自分に贅沢を許して、おしゃれなカフェに行ってみた。そこで焼き菓子とミルクテイーを頼んで甘い菓子を楽しんだ。

焼き菓子はクッキーのようなもので、ケーキやタルトはすごく高いのにびっくりした。

サオリーナは店でデザートに焼き菓子のクッキーやアーモンドパウダーを使ったパイのような焼き菓子を作って出しているのだが、フィナンシェやマドレーヌの様な物も作れるので、それを持ち帰れるように売ってもいいと思い付いた。

少し高いがフルーツのタルトを頼んで食べてみた。クリームの甘味とフルーツの酸味が合わさってとても美味しかった。そこで売っている焼き菓子やタルトを明日お土産に買う事にした。

午後からは実地の試験でレシピ通りに作る傷薬と、2級は自分で考えた何らかの薬を作ると言う2通りの試験だった。1級はそもそも試験の日にちも違う。今回は3級と2級薬師の試験なのだ。

自由に作る方は一番得意な回復薬を作る事にした。いつも治癒の魔法も込めて作るのだが、治癒能力があると知られたくないので治癒の魔法は封印して回復薬だけ作った。

傷薬と回復薬を提出して試験は終わった。結果は1ケ月後には届くと言う事だ。

次の日お土産のお菓子を買って雑貨屋で可愛いアクセサリーと髪飾りを自分用に買って予定の乗合馬車でフォブル村に帰った。
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