「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」
「あのとき、お前、なんて言った?
『想像してみてください。
可愛いでしょう?
階段を駆け上がる足元を一緒に走るにゃんこ』」
危ないだろうが……と冷静に滝本は言う。
「あと、それと――」
いや、もう結構です。
「お前んち挨拶に行ったときに出会った近所のカナエさんが大根送ってきてくれましたってメールな。
カマエさんになってた。
しかも、お前、カマエさんが滝本さんにもあげて欲しいとってところ、後から送ってきたから、もう打ち間違っているの、気づいていたんじゃないのか?」
「そうなんですけど。
打ち直すの面倒臭くて。
まあ、わかってもらえるかなって」
信頼です、と環奈は言ったが、
「だから、そういうところだぞ」
と言われてしまう。
「もし、俺の名前を打ち間違ったら、お前のスマホ、食洗機で洗うぞ」
「そういえば、課長の名前って、なんて読むんですか?」
『想像してみてください。
可愛いでしょう?
階段を駆け上がる足元を一緒に走るにゃんこ』」
危ないだろうが……と冷静に滝本は言う。
「あと、それと――」
いや、もう結構です。
「お前んち挨拶に行ったときに出会った近所のカナエさんが大根送ってきてくれましたってメールな。
カマエさんになってた。
しかも、お前、カマエさんが滝本さんにもあげて欲しいとってところ、後から送ってきたから、もう打ち間違っているの、気づいていたんじゃないのか?」
「そうなんですけど。
打ち直すの面倒臭くて。
まあ、わかってもらえるかなって」
信頼です、と環奈は言ったが、
「だから、そういうところだぞ」
と言われてしまう。
「もし、俺の名前を打ち間違ったら、お前のスマホ、食洗機で洗うぞ」
「そういえば、課長の名前って、なんて読むんですか?」