「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」




 お前、俺へのメッセージ、どんだけ適当に打ってんだ、
と滝本は思っていた。

 愛がない。

 俺はお前に送るとき、最近は何度も読み返しては送っているのに。

 いや――。

 いやいや。

 まあ、いいように解釈するなら、それだけ、俺との関係に緊張感がなくなって、リラックスしてくれているということだ。

 二人でコロッケとコンビニのサラダ。

 温めるだけのスープで夕食にする。

「美味いなっ。
 この適度な甘みのあるコロッケ!

 いいな、このレシピ!」

「……違うところを褒めてください」

 途中お医者様になりながら作ったのに、と環奈は文句を言っていた。

 



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