「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」
「困ったときに助けてくれるあの人を好きになる人なんて、きっとたくさんいるわ」

 占い師ですからね。

 っていうか、困ったときに、笑顔のまま突き落とすようなことを言ってきそうな雰囲気もありますよ。

 占い師ですからね。

「あ、課長が平井くんと来たわよ」
と悦子が言う。

 斜め後ろのテーブルに座る二人を見ながら悦子は深く頷いた。

「クリスマスだもの。
 やっぱりプロポーズよ。

 ロマンティックに言いたかったのよ。
 なんで覚えてないのよ」
とまた叱られる。
 




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