年下課長の溺愛が私をほどいていく ~ジーンズの私を彼は一番欲しがった~
「彼氏とか、いるのかな。」

「いるに決まってるでしょう。あんな綺麗なのに。」

女の子達は、きゃっきゃっと私の噂をしている。

私の思考が停止する。

40歳。独身女。子供もいない。

そして、今。彼氏もいない。

そんな事を知られたら、女の子達の憧れを壊す事になるのだろうか。

「はぁーあ。」

付き合っている人はいた。

3歳年上の、営業部の彼。

だが、彼は私よりも若い女の子と、結婚した。

仕事に邁進し、課長になっている私に、嫌気がさしたらしい。

ー なんか、仕事見られているようで安心できない -

そう言って、ため息をついていた彼。

もちろん、家では仕事の話は一切していなかったのに。

でも、別れた事を後悔していない。

課長になり、仕事に責任のある私でも、認めてくれる人がいると信じているから。
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