極甘CEOと交際0日の仮初結婚 ~一途な彼の、初恋妻になりました~

「紗夜香さん……っ」

 久遠家の調理場へ向かう私を、千秋くんが引き留めた。
 千秋くんを振り返った私は、彼の瞳を真っ直ぐに見上げる。

「私を信じて」

 それだけ、千秋くんに言った。
 千秋くんは私に向かって頷いて、それ以上もう何も言わなかった。
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